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Pro Toolsのエキスパートが、Pro Toolsでの作業で必要になる、便利なショートカットや、ティップスをご紹介します。

#20. マルチトラックのドラムを『ワープ編集』する

2009年11月25日

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マルチトラックのライブドラム編集はなかなか骨の折れる作業ですね。イベントマーカーとワープマーカーをうまく使うとマルチトラックでレコーディングしたドラムの位相を崩さず、カットポイントも増やさずに編集出来ます。

ドラムの各トラックを選択して、グループを作成します。

Drums

Drums2

Group2

表示を『波形』から『ワープ』に変更し『ワープマーカー』を『shift』を押しながら前後に移動するとグループを保ったままワープできます。ツールは『スマート』または『グラブ』です。

Warp3

Group Warp

この際、『Grid』モードの場合は直近の『グリッド』にしか動かせないので『shift+command』を押しながら動かすと自由にワープさせる事が出来ます。

画面をズームインしすぎますと逆にワープが思い通りにいかない時があるかもしれませんが、その際には『波形』から『分析』に変更するとイベントマーカーが表示されますので、編集したい部分の『イベントマーカー』を『option+click』または右クリックから『イベントマーカーを削除』で削除し、

Analyze

Event Marker3

『イベントマーカー』を作りたい所でダブルクリックまたは右クリックで『イベントマーカーを追加』を選択します。

Event Marker Adding

表示を『ワープ』に切り替えて『ワープマーカー』を『shift+command』を押しながら動かします。

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