Pro Toolsのエキスパートが、Pro Toolsでの作業で必要になる、便利なショートカットや、ティップスをご紹介します。
マルチトラックのライブドラム編集はなかなか骨の折れる作業ですね。イベントマーカーとワープマーカーをうまく使うとマルチトラックでレコーディングしたドラムの位相を崩さず、カットポイントも増やさずに編集出来ます。
ドラムの各トラックを選択して、グループを作成します。
表示を『波形』から『ワープ』に変更し『ワープマーカー』を『shift』を押しながら前後に移動するとグループを保ったままワープできます。ツールは『スマート』または『グラブ』です。
この際、『Grid』モードの場合は直近の『グリッド』にしか動かせないので『shift+command』を押しながら動かすと自由にワープさせる事が出来ます。
画面をズームインしすぎますと逆にワープが思い通りにいかない時があるかもしれませんが、その際には『波形』から『分析』に変更するとイベントマーカーが表示されますので、編集したい部分の『イベントマーカー』を『option+click』または右クリックから『イベントマーカーを削除』で削除し、
『イベントマーカー』を作りたい所でダブルクリックまたは右クリックで『イベントマーカーを追加』を選択します。
表示を『ワープ』に切り替えて『ワープマーカー』を『shift+command』を押しながら動かします。