Tips/Blog

Pro Toolsのエキスパートが、Pro Toolsでの作業で必要になる、便利なショートカットや、ティップスをご紹介します。

#36. Eleven RackとLogic

2010年1月13日

Eleven Rack Window

Eleven Rackも試したいし、でもシーケンサーはLogicを使ってるという方ご覧下さい。

Eleven Rackはスタンドアローンのギターアンプとして場所を選ばず再現可能ですが、Logicとの組み合わせでの作業はどうなるのでしょうか?

まず、インターフェースの選択です。Logicの『環境設定』のオーディオ>デバイス>Core Audio>装置>Digidesign Eleven Rackを選択します。

Interface

Eleven RackはDryとWetの同時録音が可能なのでDryシグナル用のモノ•オーディオトラックとエフェクトのかかったWetシグナル用のステレオ•オーディオトラックを作ります。

Logicでもある程度はPro ToolsのEleven Rack用I/O表示が選択出来ますのでメニューバー>オプション>オーディオ>I/Oラベルと入り

I:O Label Menu

『ドライバにより提供』もしくは『ユーザ』を選択して自分で分かりやすい名前をつけます。

I:O Label

あとはモノ•トラックはInput 1をステレオ•トラックはInput 3-4(Eleven Rig L/R)を選択してDryとWetの音を同時録音出来ます。

この際各トラックのアウトはOutput 1-2を選択するとメインアウトから音が出力されます。

Eleven Rack Window

Eleven Rackの特徴の一つとして内部リアンプという機能がありますが、DryシグナルをEleven Rackに再び送る際には、Eleven RackのGUIのRIG INPUTを『Re-Amp』を選択してしてPro Toolsを終了します。Eleven Rack側でもRIG INPUTのコントロールは出来ます。

RIG INPUT

Eleven Rack側のRe-Ampの設定が終わったら、Logicのオーディオトラックのアウトプットの選択です。

Dryシグナルを録音したオーディオトラックのOutputを『Output 3-4』にしますと内部リアンプされた音が出力されます。

Logic Output

Eleven RackでRe-Ampの音作りが終了したらRe-Ampされた音を録音する為に、新規オーディオトラックを作ります。

New Track for Re-AMP

Re-Amp用の入力は『Input 3-4』(Eleven Rig L/R)です。

あとはレコードボタンをアームして再生して内部レコーディングします。

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