Pro Toolsのエキスパートが、Pro Toolsでの作業で必要になる、便利なショートカットや、ティップスをご紹介します。
Eleven Rackも試したいし、でもシーケンサーはLogicを使ってるという方ご覧下さい。
Eleven Rackはスタンドアローンのギターアンプとして場所を選ばず再現可能ですが、Logicとの組み合わせでの作業はどうなるのでしょうか?
まず、インターフェースの選択です。Logicの『環境設定』のオーディオ>デバイス>Core Audio>装置>Digidesign Eleven Rackを選択します。
Eleven RackはDryとWetの同時録音が可能なのでDryシグナル用のモノ•オーディオトラックとエフェクトのかかったWetシグナル用のステレオ•オーディオトラックを作ります。
Logicでもある程度はPro ToolsのEleven Rack用I/O表示が選択出来ますのでメニューバー>オプション>オーディオ>I/Oラベルと入り
『ドライバにより提供』もしくは『ユーザ』を選択して自分で分かりやすい名前をつけます。
あとはモノ•トラックはInput 1をステレオ•トラックはInput 3-4(Eleven Rig L/R)を選択してDryとWetの音を同時録音出来ます。
この際各トラックのアウトはOutput 1-2を選択するとメインアウトから音が出力されます。
Eleven Rackの特徴の一つとして内部リアンプという機能がありますが、DryシグナルをEleven Rackに再び送る際には、Eleven RackのGUIのRIG INPUTを『Re-Amp』を選択してしてPro Toolsを終了します。Eleven Rack側でもRIG INPUTのコントロールは出来ます。
Eleven Rack側のRe-Ampの設定が終わったら、Logicのオーディオトラックのアウトプットの選択です。
Dryシグナルを録音したオーディオトラックのOutputを『Output 3-4』にしますと内部リアンプされた音が出力されます。
Eleven RackでRe-Ampの音作りが終了したらRe-Ampされた音を録音する為に、新規オーディオトラックを作ります。
Re-Amp用の入力は『Input 3-4』(Eleven Rig L/R)です。
あとはレコードボタンをアームして再生して内部レコーディングします。