Pro Toolsのエキスパートが、Pro Toolsでの作業で必要になる、便利なショートカットや、ティップスをご紹介します。
オーディオファイルをリアルタイムで『ピッチベンド』したり『ピッチシフト』をしたいという希望がありましたので、Structure Free を使った作業をご紹介します。
Structure Freeをインストゥルメントトラックにインサートします。
Structure Freeにはデフォルト状態で『Sine Wave』のパッチが立ち上がっています。
Structure FreeではPatchを4つまでインサート出来ます。ここでは、インサートされているパッチを取り除いておきます。
Pro Toolsのセッションで編集したピッチベンドしたいオーディオファイルをStructure Freeの空白になった『PATCH』の欄にドラッグ&ドロップします。
MIDIチャンネルを設定してMIDIの信号が送られていて、オーディオが鳴るか確認します。
ドラッグ&ドロップしたオーディオファイルはデフォルトではキーボードの『C3』に割り当てられます。C3を基点にPitchが上がればサンプルプレイバックのテンポは早くなり、Pitchが下がるとサンプルプレイバックのテンポは遅くなります。
任意のPitch Bend幅を設定します。
Structure Freeのインサートされているトラックのレコードボタンをオンにして、キーボードを弾きピッチベンドを動かしますとピッチベンドされたオーディオがMIDI情報としてレコーディングされます。
Pro Tools 8ではパラメーターの項目も好きなだけ表示させられますので、『ノート』と『ピッチベンド』を表示させて同時に見ながらレコーディングする事が出来ます。
レコーディングしたピッチベンドのカーブを編集する場合は『ペンシルツール』を使用します。