Pro Toolsのエキスパートが、Pro Toolsでの作業で必要になる、便利なショートカットや、ティップスをご紹介します。
最近のPCの処理能力の向上には目を見張るものがありますが、それでも内蔵のバーチャルインストゥルメントをたくさん立ち上げるとCPUへの負荷はどうしても否めません。新しいPCを購入しても処理能力の限界がすぐそこまでやってきてしまうかも知れませんので、その際には旧マシーンを『Pro Tools 8バーチャルインストゥルメント再生マシーン』にしてみてはいかがでしょうか。
必要なものはPC、オーディオインターフェース、MIDIインターフェース、MIDIケーブル、オーディオケーブルです。
MIDIケーブルはマスターマシーン(003)のMIDI Outからスレーブマシーン(旧マシーン)のインターフェース(Mbox 2 Pro)のMIDI Inに接続します。
オーディオケーブルは旧マシーンのオーディオインターフェース(例、Mbox2、Mbox2 Pro)のオーディオアウトからマスターマシーンのオーディオインターフェースのインプットに接続します。
マスターマシーンにMIDIトラックを作り、アウトプットを『事前に定義されたもの』『Digi 003 , Port』を選び任意のチャンネルを選択します。
スレーブマシーンではインストゥルメントトラックを作り、MIDIのインプットを『事前に定義されたもの』『Digidesign Mbox2 Pro』をチャンネルを選択します。
スレーブマシーンのインストゥルメントトラックのレコードボタンをオンにしておきます。
あとはオーディオを録音するときと同じ様に、マスターマシーン側でオーディオトラックを作り旧マシーンのインターフェースのアウトプットからマスターマシーンに入ってきているインプットを選択してモニター、録音できます。