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エントリーモデルのISIS1000登場

2015年4月14日

Media Composer | First

エントリーモデルのISIS1000登場

AVID Connect

世界中で導入されているISISシリーズ。特にフラグシップであるISIS7500は日本国内でも放送スタジオやポスト・プロダクションでストレージソリューションとして活躍しています。その信頼性をより手頃な価格で、かつ作業効率を高めるようにデザインされたシステムが今回発表されたISIS1000です。

Avid MediaCentral Platformの新製品として発表されたISIS1000。昨年発表されたISIS2000とは位置付けは異なり、先ほど述べたように、ISIS7500とISIS5500のエントリーモデルとしての登場です。

接続クライアント数は最大は最大24人までとなっており、ISIS5500の半数。1台あたりの容量は20TB(使用可能容量16TB)で、4台まで拡張して最大80TBまで容量が拡張可能です。1BOXあたりの速度は300MB/sとなかなかこれはHDDと別に搭載されたと言っているSSDがキャッシングをしているのではないかと思われます。拡張することにより帯域も1200MB/sまで増設可能。もちろん既存のISISシステム同様、Media ComposerやPro ToolsなどのAvid製品だけではなくAdobe PremiereやApple Final Cutなど様々な編集システムのストレージソリューションとしての利用が可能です。

当然ISISシリーズなので、電源やOSなども2重化。エントリーモデルとはいえ、高い冗長性が保たれています。

AVID Connect

発売時期は2015年秋ということで、今年の秋は新製品のラッシュになりそうですね。残念ながらAvid Interplayファミリーには現在対応していないとのことですが、この容量サイズであれば、クライアント数台を接続して共用ワークストレージとしての導入も良さそうですね。注目の価格は、200万前後になる模様。中小規模のプロダクションでも導入しやすいレンジに安定感の高いソリューションの登場です。こちらも今から発売が待ち遠しい製品です。

ISIS | 1000

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