＃83.MIDIエディタの活用

2010年9月2日

Pro ToolsでMIDIの打ち込みを行い、MIDIノートの編集をする際に便利なのがMIDIエディタ。編集ウィンドウ上のMIDIリージョンをダブルクリックすると表示されます。

ピアノロールでの表示や譜面表示もできます。

アンサンブルを考える際に他のトラックのキーとの関連性を視覚的に確認できるとひじょーに便利ですよね？

画面左端の「●」しるし（下図参照）をクリックすると、同じMIDIエディタ上で複数のトラック内にあるMIDIデータを表示、さらに「えんぴつ」で、そのトラックが編集可能になります。（「えんぴつ」はShit+クリックで複数のトラックに表示することができます。）

なお、カラーリングの切り替えボタンにより、例えば、ベロシティーの強弱が色の濃淡と対応した表示することができたりと、とても便利！

そして、編集ウィンドウと同じくMIDIエディタにもスクロールオプションがあります。

また、「連続」スクロールで、再生しながらMIDIノートを視覚的に確認し続ける事で、ミスノートを探し出すなど簡単に行えるかと思います。
※「連続」スクロールは、下記、ToolKitオプションを追加時のみのオプションです。

ほかにも、TABキーを押す毎に順次MIDIノートを再生する機能など、、、いままでPro Toolsが比較的弱いと言われていたMIDIの編集機能がバージョン８では完全に払拭されています。

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