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Merging HORUSがPro Tools互換に!!IOM-H-PT64登場!!

2015年10月27日

【636*250】20151021Horus_IOM

Ravenna対応、DSD対応などそのハイスペックが語られることの多いMerging HORUS。Rock oN SHOW REPORTでもお馴染みのAudio Interfaceです。Merging製ということで、同社のPyramix専用と思われている方も多いかと思いますが、実はASIO/Core Audioにも対応したモデルでも有ります。そのHORUSが遂に、Pro Tools HDシステムの互換I/Oとなります!!

◎IOM-H-PT64
IOM-H-PT64
HORUSは、標準でRavenna、AES/EBU、MADIとデジタル系のIOを備え、6箇所のオプションスロットでアナログのIOを提供するという構成になっています。今回登場の”IOM-H-PT64″はそのオプションスロットに装着することによりPro Tools HD互換となるmini-DigiLink Portを2口提供します。これにより、64chのInterfaceとしてHORUSの持つ高品位なAD/DA、そして、Ravenna、MADI等とのDDが提供されることとなります。

HORUS-IO
なんといってもDSD対応の高品位なADを使えるというのは、Pro Toolsユーザーに取ってもメリットと感じるのではないでしょうか?すでに、Prism Sound ADA-8XR、Lynx Aurora、Apogee Symphony、DAD AX32がPro Tools HD互換として登場済みですが、もう一つのハイエンドな選択肢としてMerging HORUSが加わることは素晴らしいニュースです。マスタリングスタジオや、音質に拘るエンジニアがチョイスをするPyramix。その音質の源とも言えるAudio Interface部分を使い慣れたPro Toolsでも利用できるということになると、一回は、その音質比較をしっかりとお試し頂く必要があるといえるでしょう。

すでにPro ToolsからRavenna経由でHORUSの高品位なMic Preのリモートコントロールを実現しています。定評あるHORUSのMic Preもストレスなくオペレートが可能、待た、最新のネットワークオーディオ環境であるRavennaはAES67として規格化も終わり、普及の段階に来ています。HORUSであれば、AES67との架け橋としての機能も併せ持ちます。
HORUS-latency
また、HORUSのIOM-H-PT64のこだわりは、レイテンシーにも。IOM-H-PT64ではHD IO、HD omni、HD MADI3機種のエニュレートモードを持ちます。これは、それぞれの機種に対して、Pro Tools側が自動的にハードウェア分のレイテンシーを計算して、補正を行なっているためです。これにより、メインで利用する回線の種別に合わせ、適切なレイテンシーを設定することが可能となっています。さすがは、DAWメーカーというこだわりではないでしょうか。

ちなみにHORUSには、この”IOM-H-PT64″カードは、最大2枚の装着が可能。合計で128chのInterfaceを提供することが出来るということです。Ravennaを通じて、HAPIと組み合わせてのシステム設計など、その構想は大きく広がります。

すでにオーダーの受付は開始されているということ。是非ともROCK ON PROスタッフまでお問い合わせ下さい!!

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